<特別イベント第二弾>Satuki、すでたきが語る、これからの e スポーツ業界で求められる人 材像とは

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ZETA DIVISION GAMING ACADEMY POWERED BY VANTAN(以下、ZETA DIVISION ゲーミングアカデミー)の開校を記念したスペシャルイベント第二弾が、5 月に東京・大阪・名古屋の各校舎で開催されました。
4 月に開催された第一弾に続く大型イベントで、今回は初の 3 拠点合同開催です。本レポートでは東京校の模様をレポートします。
今回登壇したのは、APEX LEGENDS 部門の Satuki、CREATOR 部門のすでたきの二人。
司会進行は、APEX LEGENDS 部門のコーチであり、キャスターも務める Yamato が担当しました。
業界のリアルな実情、世界大会の裏側、そしてこれから e スポーツ業界で求められる人材像まで、選手・クリエイター・キャスターそれぞれの立場から本音を語ってもらいました。

ZETA DIVISION ゲーミングアカデミーの開校について

まずは、スクールが開校すると聞いたときの率直な感想を聞きました。

すでたき「裏方の人材を育てるスクールって、これまでほとんどなかったんですよね。プロ選手やキャスターを育てることはありますが、裏方にスポットを当てたというのが素晴らしい試みだなと感じました。e スポーツイベントはゲームを扱うので、専門的なノウハウが必要です。それを体系的に学べる場ができるのは本当に意義があることだと思います」

Satuki「選手をやっていると、大会を支えてくれるスタッフの存在をとても身近に感じます。裏方を志望する人が増えてくれるのは、業界全体にとってとても良いことだと思いました」

Yamato「業界を 10 年近く見てきて、裏方人材が増えていないとずっと感じていました。現場で顔を合わせるスタッフがいつも同じメンバーというのが続いていて。新しい人材が入ってきてくれれば e スポーツ業界はもっと盛り上がると思っていたので、こういう取り組みは本当に
嬉しいですね」
※裏方:選手やキャスターを支えるスタッフ。大会の運営・配信、通訳・撮影など、e スポーツの現場には多くの専門スキルが必要とされている。

現在の職業につくまでの経緯

すでたき「APEX LEGENDS の競技シーンが始まった頃、自分のランクがかなり高かったので声をかけてもらいました。試しにやってみたら、これが本当に面白くて(笑)。そのままずっと続けることにしました。一般企業への就職はあまり考えておらず、この道を続けられるなら挑戦したいという気持ちが強かったですね」

Satuki「とあるゲームタイトルがとにかく好きで、毎日プレイしていたらプロを目指す道があることを知りました。最初から夢があったわけではなかったのですが挑戦してみたいと思い、18 歳ごろから大学と並行してプロ活動を始めました」

Yamato「大事なのは、”行動力と継続力”だと思います。準備はしっかりするけれど、行動まで踏み出せない人が多い。実際に動いて、やめずに続けること。僕も 2017 年に高校を卒業して、すぐ大阪から東京に引っ越して業界に飛び込みました。まず行動することがすべての始まりだと今でも思っています」

さまざまな e スポーツチームを経験して感じた、チームごとの違いは?

すでたき「実は 2 チームしか経験してないので、あまり語れないんです(笑)」

Satuki「僕は 4 チームくらい経験しましたが、いちばん違いを感じるのは海外遠征のサポート体制です。世界大会に行くとき、チームによってどれだけバックアップしてもらえるかが大きく変わります。特に海外に拠点を持つチームは現地サポートが手厚くて、心強さが全然違いました」

今の e スポーツ業界で求められている裏方スタッフとは?

Satuki(プレイヤー目線)「海外遠征で痛感したのが、英語の壁。現地でのコミュニケーシンや交渉ができなくて。ゲームを深く理解したうえで通訳もできるスタッフがいてくれたら、選手として本当に心強いと思います。語学力とゲーム知識を両方持っている人は業界で重宝されますよ」

すでたき(キャスター目線)「試合の見どころを映像として切り取る”オブザーバー”という専門職がありますが、これがとても高度な仕事です。ゲームによって映し方のルールが違うし、どの瞬間を見せるかはゲームへの深い理解がないと判断できません。でも今は、これを体系的に学べる場所がない。現場でイチから独学で覚えるしかないのが現状です。そういう人材がもっと増えれば、e スポーツ観戦はもっと面白くなるはずです」
※オブザーバー:大会中にゲームの観戦画面を操作するオペレーター。視聴者に最も迫力ある場面を選択して映す専門職。

Yamato(キャスター目線)「大会や番組の構成を考えられる人が必要です。ゲームを理解している人が構成を担当するかどうかで、放送の質が大きく変わります。各タイトルに情熱を持って、積極的に改善意見を出せるスタッフが増えてほしい。人数が増えればタイトルごとに専
門家を配置できて、より質の高い大会が生まれると思います」

また、3 人が考える”優秀なスタッフ”の資質を聞くとーー

すでたき「柔軟性がいちばんだと思います。プレイヤーの意見にきちんと耳を傾けて動いてくれる人は本当に貴重です。相手の知見を活かす柔軟さと、自分の考えを伝える勇気の両方が大事ですね」

Satuki「接しやすさ、フレンドリーさかなと思います。年上でも年上っぽくなくて、気軽に話しかけられる雰囲気がある人が多い印象があります。ちゃんと挨拶してくれることも嬉しいし、人柄が信頼感につながると思っています」

Yamato「”言ってみます”と言って、本当に動いてくれる人。言うだけで終わる人と、実際に変えてくれる人とでは大きな差があります。上司に意見を通す勇気や、行動力を持っている人は、現場でとても頼りにされます」

活動を通じて、ゲームスキル以外で成長したことは?

すでたき「人前に立つ苦手意識がほとんどなくなりました。実は、もともと極度のあがり症で、最初は手が震えたり頭が真っ白になったりしていたんです。キャスターの仕事を続けるうちに自然と克服できていました。場数を踏むことで変われると実感しています」

Satuki「英語が少し話せるようになりました。海外の選手やスタッフとコミュニケーションを取る機会が多くて、自分から積極的に聞きに行くようにしたら少しずつ身についてきました。あとは、人との関わり方を大切にするようになりましたね。挨拶をすること、時間を守ることなど、意外と基本的なことがプロとしての信頼に繋がると気づきました」

スペシャルトーク!APEX LEGENDS 世界大会の裏側とは?

すでたき「キャスターとして解説するために、直近のパッチノートや選手の情報を徹底的に頭に叩き込んでいます。難しいのは見ているかたの層が幅広いこと。初めて大会を見るというかたもいれば、毎試合追いかけているコアなファンもいる。どちらにも楽しんでもらえる解説をすることは、今でも難しいと感じています」
※パッチノート:ソフトウェアやゲームのアップデート内容をまとめた文書や告知。

Satuki「オフラインの大会はやっぱり別格です。目の前に観客がいて、チャンピオンになった瞬間に会場全体が沸き上がります。最初はとても緊張していましたが、経験を重ねるうちに”自分のプレイをすればいい”と思えるようになってきました。パフォーマンスを安定させるためにはルーティンが大切で、何時間寝るか、何を食べるか。日常を整えることで緊張が和らいで、いつも通りのプレイができるようになります」

入学検討者に向けたメッセージ

すでたき「e スポーツの現場は、スタッフが慢性的に不足しています。毎回同じ顔ぶれで現場を回しているのが現状です。裏方を目指している人がもっと増えてくれたら、業界全体が変わると思います。みんなで一緒に盛り上げていきましょう!」

Satuki「今日の話が少しでも参考になれば嬉しいです。e スポーツの世界に興味があるなら、まずは飛び込んでみてください。ありがとうございました」

Yamato「e スポーツ界隈はとてもオープンな業界です。プロゲーマーも配信で質問すれば答えてくれるし、現場で会えば何でも話してくれる。全力でやり続ければ、自分の夢に必ずたどり着けます。諦めずに継続することを意識してください!」

ZETA DIVISION ゲーミングアカデミーは、2027 年 4 月に東京・大阪・名古屋の 3 校が開校予定です。
「プロゲーマーになりたい」だけでなく、「裏方として業界を支えたい」「大会の運営に携わりたい」「配信・映像制作に挑戦したい」という思いを持つかたにとって、これ以上ない学びの場を提供していきます。
e スポーツ業界をともに盛り上げてくれるメンバーをお待ちしています。

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